Podcast Episode 5. 「大阪弁 (Osaka dialect) 」「よろしゅうおあがり」は「ごちそうさま」の後に言う言葉?
学校(がっこう)では教(おし)えてもらえない日本語(にほんご)について、話(はな)します。
大阪弁(おおさかべん)に関心(かんしん)があるなら、聞(き)いてみてくださいね。
If you are interested in “Osaka dialect”, please listen to this podcast.
Transcript
みなさん、こんにちは。「Uchiga(うちが)」です。
この”Interesting Japanese not taught in schools”では、
学校では教えてもらえない日本語について、
お話しします。
今日は大阪弁の「よろしゅうおあがり」
という言葉について、お話しします。
私の両親は「共働き」だったので、
小さい頃はほとんど、おじいちゃんおばあちゃん、
「祖父母」ですね、によって
育てられていました。
いつも、ご飯を食べ終わった後に、
私の「祖母」おばあちゃんが、「よろしゅうおあがり」
と言ってくれました。
私が「ごちそうさまでした」
と言うと、おばあちゃんが「よろしゅうおあがり」
と言ってくれたので、
子どもだった私も、何かとても嬉しい気持ち、
ほっこりした気持ちになりました。
「よろしゅうおあがり」っていう言葉って、
今の若い人は知らないかもしれません。
今、私の祖母は「痴呆症(ちほうしょう)」になって、
私のことは覚えていません。
でも、私は、おばあちゃんが、
私が小さい時に言ってくれた
この「よろしゅうおあがり」という言葉を、
今でも覚えています。
みなさんは、この「よろしおあがり」っていう言葉、
聞いたことがありますか?
私は、おばあちゃんに直接聞くのが恥ずかしくて、
そのままどういう意味かは
聞いていなかったんです。
でも、今はどういう意味か知っています!
それは「よろしゅうおあがり」とは「よく食べました!」
という意味なんですよ。
今は、おばあちゃん、
「私の祖母」には、なかなか会えません。
施設にいるからです。
でも、もう少し落ち着いたら、私の田舎に行って、
おばあちゃんに、
もう一度会いに行こうと思います。
今日は、「よろしゅうおあがり」という
優しい、あったかい言葉についてお話ししました。
それでは、今日はこれで終わりです。
よかったら、また次回も聞いてくださいね。
では、さようなら。
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最後まで読んでくださりありがとうございました。