国際結婚

【国際結婚】で【名字(姓)】は変えない?【夫婦別姓】のメリットとデメリット

ひまわり畑に新郎と新婦が手を繋いでいる。「「国際結婚」で「苗字」は変えない?夫婦別姓のメリットとデメリット」と書かれている
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「国際結婚」で名字(苗字)は変えるのか?「夫婦別姓」のメリットとデメリット

この記事では、イギリス人と国際結婚をした私(Uchiga)が結婚後、「夫婦別姓」を選んだメリット・デメリットについて書いています。

今、国際恋愛をされているなら、結婚前に参考にしてくださると、とても嬉しいです。

結論から書きますと、私(Uchiga)には「夫婦別姓」を選びましたが、デメリットはほとんどないです。
結婚生活は15年以上続いていますが、この間、むしろ「夫婦別姓」を選んだメリットの方が大きいです。

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よろしかったら、参考までに読んでみてくださいね。

夫婦別姓を選んだ理由

新郎と新婦が野原の橋の上に並んで腰掛けている

若い頃に「結婚に対するあこがれ」があまりなかった私(Uchiga)は、自分が結婚するとは考えていませんでした。
好きな人とは一緒にいたいけれど、結婚という形にはこだわりはありませんでした。

大学時代にイギリスに留学し、Brighton(ブライトン)という町で現在の夫に出会いました。
イギリスでの私の学生ビザが切れることになり、結婚してビザを延長するという、自然なかたちで結婚することになりました。

留学前の日本にいた頃から、結婚するとどちらかが相手の姓に変更しなくてはいけないことに違和感を感じていました。
ふたりともが新しい姓に変えるのは自分にはしっくりくるけど、日本の場合、特に女性が自分の姓を夫の姓に変えることが多いことにモヤモヤしていました。

韓国や中国の友人達は結婚しても夫婦別姓であったことも、理由としてありました。

もちろん、「結婚後の姓の変更」について考え方は人それぞれです。
同じ姓を名乗ることで、「家族になれた」と感じる方も多くいらっしゃるでしょう。

でも、私(Uchiga)にとっては、自分が「結婚している」と感じられるなら、それだけで良かったし、「夫婦別姓」の公的な手続きのために自分の時間を取られるのが嫌でした。

イギリスで結婚した私には「夫婦別姓」が選択肢として可能だったので、名字(苗字)を変更するのにモヤモヤ感を覚えていた私には、ありがたかったです。

また、夫も「夫婦が同姓になること」について関心がないタイプだったことと、夫自身が「僕の名字にしたら、あなたの新しい名前を声に出して言ってみると、なんだか違和感のある名前にならない?」と、名字を変えることにしっくりこない印象でした。

夫のご両親からは直接伝えられていませんが、私に姓を変えてほしい気持ちはあったと聞いています。
でも自分の人生ですので、結局変えませんでした。

国際結婚では夫婦別姓が原則

風船に"Will you marry me?"と書かれている

日本人同士の結婚では、民法第750条の規定によって,夫婦同姓が原則となっています。
ところが、国際結婚では外国人・日本人間の婚姻にはこの規定は適用されず,日本人の「氏」は変わらないとされています。

日本人女性が外国人男性と結婚したとき、苗字(姓)の選択肢が3つあります。
(外国人配偶者が、日本人配偶者の姓に変更する場合もあります。)

国際結婚と名字(姓)
  1. 名字(姓)を変更しない
  2. 夫の名字(原則はカタカナ)に変更する
  3. 複合姓を作り、それに変更する

1. 名字(姓)を変更しない

手続き的に一番簡単です。
提出書類も特に必要ありません。

2. 夫の名字(原則はカタカナ)に変更する

結婚時に名字のみを変更する場合は、「外国人との婚姻による氏の変更届」を、婚姻届けと同時、または婚姻後6カ月以内に必ず提出しなければいけません。
半年が経過してしまうと、家庭裁判所での手続きが必要になりますので周囲してくださいね。

3. 複合姓を作り、それに変更する

自分の姓と外国人配偶者の姓が両方含まれている名字を「複合姓」といいます。
俗にいう「ダブルネーム」です。
複合姓の登録は婚姻届の提出の前、つまり事前に家庭裁判所の許可が必要です。

「夫婦別姓」のメリットとデメリット

日本で生活する場合と、外国で生活する場合で状況は変わりますが、日本での生活で気づいたメリットとデメリットは以下のとおりです。

「夫婦別姓」のメリット

  • 面倒な公的手続きが不要(運転免許証、銀行口座の名義や健康保険証等)
  • 今まで自分の人生を共にしてきた自分の姓を残せる
  • 離婚しても姓が変わらない

自分の名前を変えると、オンラインショップなどの登録情報の変更手続きは簡単にできるのですが、行政関係の氏名変更手続きはかなり面倒だと既婚者の友人達から聞いています。
特に離婚した友人からは、氏名変更のための書類の準備などが本当に大変だったし、とても辛い作業だったと聞いています。

「夫婦別姓」のデメリット

夫と姓が異なると、法的に結婚していないと他人から判断されることがある

以前勤めていた職場では、人事の方から「「内縁」ですか?」と言われたこともあります。
(直接的な質問で、当時は驚きました。)

イギリスには12年ほど住んでいましたが、特に他人から「内縁」などについては質問されたりしたことはありませんでした。

デメリットとしては人に聞かれるくらいです。

まとめ:最終的に名字(姓)をどうするかは、パートナーと話し合い納得のいく決断をする

ソファーに座って、テレビゲームをしている高齢者カップル
結婚後に、名字(姓)を変更するのか、そのままにするのかは、自分とパートナーで話し合って結論を出すのが一番大切です。

最終的に、自分が納得するかたちで「夫婦別姓」にするのか、「夫婦同性」にするかを判断してくださいね。

加えて、生活の基盤を日本にするか、海外にするのか、それぞれの語学能力やキャリアがどの程度なのかで、状況は変わってきます。
さらに、こどもがいる、いないで名字(姓)をどうするかでも、状況判断が変わってきます。

ご自身とパートナーにとって、ベストな選択をされることを祈っています!

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婚約証書の作成について

婚約証書」とは、「正式に婚約したことを証する契約書」のことをいいます。

別の言い方では、「婚約した双方の婚姻する意思表示を明確に記載した書面」と言えます。

結婚記念日は記録に残りますが、「プロポーズ」や「婚約」の記念日はなかなか記録には残らないものです。

口約束で交わすことが一般的な「婚約」ですが、

「何年後に必ず結婚しよう」

「就職したら結婚しよう」

というこれらの約束は通常「口約束だけ」で取り交わされることが大多数です。

口頭での約束だけではなく、記念日として、書面で「婚約証書」を作成することにより、結婚や婚約に関するパートナー同士の約束を確かなものとすることができます。
「約束(契約)」は、ふたりの口約束のみで交わされているので、約束した内容や詳細を、将来的に証明するものは何もありません。
一方で、悪い言い方になってしまうかもしれませんが、「契約書」や「証書」といった法的書面は、取り交わした約束を明確にして書面として残すことができるため、約束の存在を確かにすることが可能です。

また、約束がきちんと守られなかった場合に役に立つのが、「婚約証書」といった契約内容を後からきちんと証明することができる「権利義務関係を明記した」正式な契約書面なのです。

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以上、今回の記事が、おふたりのお役に立てれば嬉しいです。

それでは、ご質問などありましたら、お気軽にご連絡くださいね。

最後まで読んでくださりありがとうございました。