Uchiga Podcast 26
In business and other situations, Japanese people are always aware of hierarchical relationships?!
日本人は、ビシネスなどでいつも上下関係を意識する?!
こんにちは、Uchigaです。
わたしは、仕事のための日本語を教えたり、留学生や、外国から日本に働きにきた人の仕事や、careerについての相談を受けたりしています。
このepisodeでは、日本人の上司と海外からの部下とのコミュニケーションでよく起こる問題について話します。
Hello, I’m Uchiga. I teach Japanese for business and provide career consultation to international students and people from other countries who want to work in Japan.
In this episode, I talk about some of the common problems that occur when communicating with Japanese superiors and their subordinates from overseas.
Transcript
こんにちは、「Uchiga(うちが)」です。
私は普段、仕事のための日本語を教えたり
留学生の人の就職の相談に乗ったりしています。
今日は日本の会社で働く上で、よくあること
日本人の上司と
海外から日本に働きに来た
部下の人に、よくある問題と言いますかね、
問題、ま〜問題ですね。問題についてお話しします。
日本ではビジネスなどで常に「上下関係」
誰が上か誰が下かを考えて
言葉遣いや態度を調整しなければ
ならないのが日本人です。
それに対して、職場での上下関係は
あったとしても
人としては基本的に平等、「フラット」である
というスタンスを持っているのが
海外からの人たちです。
日本で、日本人の上司が部下に注意を与えると、
部下はよほど理不尽なことがない限りは
上司の注意を受け入れます。
それに対して、欧米海外では
部下は、例え上司でも
どんどん自分の立場を主張して
反論してきます。
それが一般的です。
この反論を日本人の上司は「えー、
どうして?」とむっとして聞きながら
「何でこの部下はいつも言い訳ばかりするんだろう?」
と心の中で思います。
そんな日本人の上司を見て
外国から来た部下は
「どうしてこの上司は
一方的に自分のことだけを言って
私の意見に耳を貸さないだろう?
私の考え方を
こう、聞いてくれないんだろう」と
不満に思ってしまいます。
異文化、その〜日本の文化と海外の文化では
常にお互いの考え方や、
思いについて話し合う姿勢が
大切だと思います。
片方だけの価値観で
相手を判断してもいいことはありませんし、
それを押し付けては逆効果になってしまいます!
例えば、海外からせっかく日本に働きに来たのに
すぐに会社を辞めたりしてしまう人も多いと
よく聞きます。
また、これは良くないんですけれども
「海外の人はすぐに言い訳をする」という文句は
日本人のその〜、一定以上の年齢の上司の人が
よくつぶやいている不満です。
不満を持たずに、
相手とフィードバックのテクニックを持って
話し合うように努めたいものだ、
やっていきたいものだと
私は考えています。
また、海外から来た人は
日本人の「コミュニケションスタイル」も理解して、
少なくとも日本側に相手への偏見や
悪気というものはないんだということも最低限
知っておくといいと思います。
私自身、はじめて働いたところが
ま〜、海外イギリスのファッションの会社でした。
日本に帰ってきて、初めて働いた
ところが「市役所」、「公務員」として働いたことが
はじめてだったので、
その〜、イギリスのファッション業界で働く
という環境と、
日本で公務員として働くっていう環境
上司とのやり取りが、あまりにも違い過ぎて
とても驚きました!
だから、その〜今では
日本人の一般的な、と言うか
昔からある「昭和的」な日本の上司の考え方や
また、海外から日本に来られた方の考え方も
どちらの考え方もよく分かっています。
大切なことは
その〜、自分の考え方以外の考え方も
あるんだっていうことを前提で、
お互いに気持ちよく仕事をしていけるように
やり取りしていくことが
とても大切なんじゃないかな
と考えています。
今日はこれで終わりです。
また良かったら聞いてください!
私は、その〜普段、海外の人に向けて
仕事の相談なども受けています。
また、私のように留学してから
日本で仕事をしてみたい
という方の相談にも乗っています。
もし、よかったらお気軽にご連絡ください。
ブログのお問い合わせのページから
ご連絡してもらえます。
ご連絡していただけます。では、
また聞いてくださいね。「Uchiga(うちが)」がでした!
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最後まで読んでくださりありがとうございました。