日本(にほん)の配置転換(はいちてんかん)について。ヘアメイクアップアーティストになるために、どうして床(ゆか)を掃除(そうじ)しなければいけないのですか?
About Japanese job rotation. Why do you have to clean the floor in order to become a hair and makeup artist?
日本(にほん)の配置転換(はいちてんかん)について。ヘアメイクアップアーティストになるために、どうして床(ゆか)を掃除(そうじ)しなければいけないのですか?
For Japanese learners, I speak Japanese slowly.
学校(がっこう)では教(おし)えてもらえない日本語(にほんご)について、話(はな)します。
Transcript
こんにちは、「Uchiga(うちが)」です。
この「Interesting Japanese not taught in schools」では、
学校で教えられない日本語について
話します。
今日はどうして、
例えば、ヘアメイクアーティストになるために
どうして床の掃除をしないといけないの?
ということについてお話しします。
日本では「型」という価値観があって、
その「型」という価値観を重視する
日本人の学習法を、
日系の企業が、海外で社員教育に持ち込んで
本人の希望とは
直接関係のない業務を与えることは、
とんでもないトラブルの原因となります。
昔、日本ではあったんですけれども、
現在では日本の会社で、
新入社員が上司の机を掃除する姿は、
見られなくなったようです。
よかったですよね。けれども、
日本では未だに
新人研修の後、部門への配属が決まった時
自分の望みと
全く異なる部門へ
配属されることがあります。
大変ですよね。
しばらくして
これまた、自分が想像もしていない部門に
異動させられることも、あるのではないでしょうか?
この、このシステム…ほんと大変ですよね。
会社が、個人のキャリアをプランして
よく日本の社会と
個人が自らのキャリアを伸ばしていく過程で、
その目的にかなった会社に帰属する
アメリカなど多くの国との違いが
こうした人事制度の違い
となって現れます。
よく日本では
ヘアサロンなどで、
新人の人が
常に、シャンプーだけを担当させられたり
時には、床掃除だけを命じられたりしています。
今では、う〜ん、今でもそうなんでしょうかね?
こういった話を
私は自分のヘアドレッサーから聞いたことがあります。
これは「師弟制度」の現在版ですね。
こういう考え方は
ある意味で基礎を
みっちりと学習する効果は
あるかもしれません。
でも短い期間に
時間を効率的に
合理的に使って学習しようとする
アメリカやヨーロッパなどの国の人から見ると
これには、なかなか耐えられないのではないでしょうか?
こうした意識の違いが、
日本から海外に進出した
日本企業などでの高い「離職率」などに
つながってしまうのです。
また、これは海外
海外に進出した日本企業のことではなくて
日本に働きに来た外国からの留学生彼ら
彼らの離職率も結構高いと思います。
みなさん効率的に
自分のやりたいこと、
自分のキャリアを見定めて
ステップアップしたいのに
自分の得意としていないところや
自分の関心のない部署へ
もし配属が決まったら、う〜ん、
その思いっていうのはどうなんでしょうね…..
私は個人的に、え〜と、
以前は公務員だったんですけれども、
公務員も自分で行きたい部署が
なかなか決められません。
2年か3年すると
部署の異動があります。
私は、外国から日本に引っ越してきた人
日本で暮らしている方へ向けて
相談業務や英語の通訳の業務を
担当したかったので、公務員を辞めました。
今は、国際協力や
その〜、英語での相談業務を担当したりしています。
やりたいことや、やはり関心のあること、
自分が人よりできることで
お金を稼いでいきたくないですか?
みなさんはどう思いますか?
今日はこれで終わりです。
今日はどうして、ヘアメイクアップ
ヘアメイクアーティストになるために
なぜ、床掃除をしないといけないのか?
というエピソードを
ちょっとを交えて、お話ししました。
では、また次回も良かったら聞いてくださいね。
「Uchiga(うちが)」でした。
About Me (Uchiga)
List of Uchiga Information
↓To support Uchiga
ご質問などありましたら、お気軽にご連絡ください。
最後まで読んでくださりありがとうございました。